スキンケア

見逃せない美容効果!『プラセンタ』の種類や安全性とは?

更年期障害や肝機能障害などの治療にも使われる『プラセンタ』ですが、アンチエイジングや美容効果が高いことでもよく知られています。

そんなプラセンタ(胎盤)には、ヒトプラセンタの他にも豚や馬などいくつか種類があるのをご存知でしたでしょうか。

今回は、それぞれにポイントや注意点がありますので、種類毎にご紹介していきます。

 

ヒトプラセンタ

ヒトプラセンタとは、人間の胎盤から抽出されたプラセンタです。アンチエイジングや美容に高い効果が期待でき、扱えるのも医療機関のみとなっています。

安全性もとても高く、日本国内の厳しい基準をクリアした「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類しか存在しません。

これらは厚生労働省の認可を受けたプラセンタ製剤で、プラセンタ注射で使用されています。

 

豚プラセンタ

プラセンタの中で最も多く利用されているのが豚プラセンタです。豚は年2回、一度に10頭前後を出産するのでプラセンタを効率よく大量に抽出でき、安価に利用できるのです。

ただ、ブタは病気にかかりやすく、飼育過程でワクチン等を投与されていることもあるので、プラセンタ自体に不純物が混ざりやすいというデメリットもあります。

そこで、選ぶ際の基準として「SPF豚」のプラセンタがあります。SPF豚は、日本SPF豚協会によって厳しく定められた基準で、抗生物質を与えずに飼育されます。

そのため、SPF豚から採取されたプラセンタは不純物が混じりにくく、品質が高いのです。

また、(公財)日本健康・栄養食品協会の認定マーク「JHFAマーク」の有無も品質を見る上でのポイントになります。

JHFAマーク」がついているプラセンタ製品は、品質規格基準を満たしたプラセンタエキス純末を使用し、徹底した品質管理のもと製造を行い、安全性試験をクリアしたものなので、安心です。

 

馬プラセンタ

馬の胎盤から抽出されたプラセンタで、豚プラセンタの300倍ものアミノ酸を含んでいると言われています。

豚プラセンタの次にポピュラーで、日本国内では血統や飼育まで徹底管理した環境の中で育てられるサラブレットの胎盤が利用されることが殆どであるため、安全性も◎

主にサプリメントなどに使われています。

ただ、馬は年に1頭しか出産しないため希少で、豚や羊のプラセンタと比べると価格は高めです。

 

羊プラセンタ

羊プラセンタは、アメリカやヨーロッパで人気で、スイスの最高級クリニックであるラプレリーで行われた最高峰アンチエイジング治療が、黒羊のプラセンタの点滴だったという話でも有名です。

日本国内では、狂牛病問題以降、流通量が極端に少ないので、羊プラセンタの製品あまり流通していないのが現状です。

羊は、人間の胎盤に近いアミノ酸組織をもっているので、拒否反応などが起こりにくく、浸透性が高いという特徴があります。

また、羊は免疫力が高く病気にかかりにくいのでワクチン等の投与による影響も少ないため安全性も高く、主にサプリメントなどに使用されています。

 

海洋性プラセンタ

魚類は卵から生まれるため胎盤は存在しないので、正確には「プラセンタ」とは言えませんが、卵を包んでいる「卵巣膜」という部分をから採取したものを海洋性プラセンタと呼んでいます。

卵巣膜には、卵を育てるために必要なアミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸などの栄養成分が含まれていて、健康維持に役立つことで知られています。

動物からのプラセンタとは違い成長因子は含まれていませんが、更年期障害の緩和に効果があることが明らかになっていて、女性ホルモンのバランスを整えてくれる効果もあります。

 

植物性プラセンタ

植物にも胎盤がないので、正確にはこちらも「プラセンタ」とは言えませんが、植物の胎盤にあたる胎座から抽出されるのが植物プラセンタです。

ライ麦やトウモロコシ、アロエなどから抽出されていて、安全非は非常に高く、主に化粧品などに使用されています。

胎座は発芽が起きる部分なので、栄養素が豊富で、動物性プラセンタ同様にアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。

ただ、植物プラセンタにも成長因子が含まれないので、美容効果は期待できますが、動物由来のプラセンタとは別の美容効果や製品であると考えて、悩みに合わせて活用できるとよいでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?高い美容健康効果があるプラセンタですが、プラセンタと言っても様々な種類があり価格や品質も変わってきます。

特に大事にしたいのが、安全性

規格マークやどのくらいその成分が含まれているかなど、表示もしっかりチェックし、自分に合ったプラセンタ製品を見つけられるとよいですね。

 

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