
GMSとは?GMSケアのフェムテック製品も続々登場!
GMS(閉経後泌尿生殖器症候群)とは、2014年に国際女性性機能学会と米国更年期学会において提唱された閉経後の女性ホルモン低下に伴う、外陰部・膣の萎縮変化やそれに伴う身体症状で、主に以下のような症状があります。

●膣や外陰部のかゆみ、痛み、むずむず感、灼熱感
●膣の乾燥、性交時の潤い不足や不快感、性交痛
●頻尿、尿意切迫感、夜中に何回もトイレに起きる、膀胱炎の慢性化
●においのあるおりもの、膣炎の慢性
これまで「仕方ない」とされていたGMSですが、最近では閉経後半数もの人が悩んでいるという結果も見えてきて、しっかりとケアや治療をしていく流れになってきています。
フェムテックでも、GMSケアのアイテムが色々出てきているので、ホームケアも可能です!
今回はどのような製品が出てきているか、全体像を簡単にご紹介いたします♩

■化粧品、医薬部外品系
▶︎デリケートゾーン専用のソープや、腟内洗浄用のジェル、膣の美容液、マッサージにも使える保湿剤でオイルやジェル、ローション等もある。
■WEBやアプリサービス
▶︎情報発信や、個別のチャット相談サービスなどを通して、更年期症状の健康課題や悩みの解決を目指すWEBサイトやアプリケーション。
■骨盤底トレーニング系
▶︎腟萎縮やゆるみ、尿もれの予防・改善のための腟トレのアイテム。腟の中に入れて使うものや、太ももに挟んで使う器具系、バイブレーターや振動する椅子型のものなどのマシン系もある。
■エネルギーデバイス
▶︎腟萎縮やゆるみなどに効果的で、膣内に行うケア。炭酸ガス(CO₂)レーザーや超音波、高周波を使ったデバイスで主に医療機関で行う治療。
各製品の詳細についても、追って別の記事でご紹介できればと思います。

GMSは、ケアをせず放置していると悪化し、日常生活にも支障が出てきてしまいます。
沢山の素晴らしいフェムテック製品が開発され、気軽に手に入り、おうち美容の一部としてケアできる時代になりました。
膣や子宮環境などは、お肌をケアするのと同様にしっかりと「日頃のケアの一部」にしていきましょう。
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