
膣内フローラとは?膣内の大切な善玉菌を守ろう
膣内フローラ、皆さまはご存知でしょうか?
「腸内フローラ」は、腸の中の細菌叢のことを指し、善玉菌が多いほど腸内環境がよいとされますが、それは実は膣内も同じです。
膣内にも沢山の菌が存在しており、善玉菌が多いほど膣の炎症や様々なトラブルが起こりにくくなります。
今回は膣内に必要な善玉菌の代表「デーデルライン桿菌(かんきん)」について。この菌こそが、膣内フローラにとってとても重要な存在となります!

①デーデルライン桿菌とは
ドイツの産科医、A.デーデルラインが発見した乳酸菌の一種で、健康な膣内にいる常在菌。
②デーデルライン桿菌の役割
乳酸を作り出し、膣内を弱酸性に保つことで有害細菌の発育を抑制、膣内を健康に保つ働きがある。
デーデルライン桿菌が少ないと有害細菌(悪玉菌)に負けてしまうため、膣内の様々なトラブルが起こってしまう。
③デーデルライン桿菌は増減する
とてもデリケートな菌で、ストレス、過労、抗生物質の服用などですぐに減少してしまう。
また、女性ホルモンが乱れて膣内のグリコーゲンが減少すると、デーデルライン桿菌による乳酸菌の生産も少なるため、膣内の自浄作用も低下する。
④デーデルライン桿菌をたくさん常在させておくためにできること
・ボディソープでゴシゴシ洗うのではなく、デリケートゾーン専用ソープで優しく洗う
・ビデを使いすぎない
▶︎洗浄のしすぎにより自浄作用が低下してしまうのを防ぐ
・栄養バランスのとれた食事をとる
・睡眠を十分に取り疲れやストレスをため込まないよう心がける
▶︎体の免疫力を高める
・乳酸菌を含む食材と難消化性オリゴ糖ををとり腸内環境を整えておく
▶︎膣内フローラは腸内フローラの影響も大きく受けるとされているため

いかがでしたか?
とってもデリケートなデーデルライン桿菌。
減少してしまうと膣内のトラブルの原因になるほか、全身の免疫力も低下してしまいます。
膣内フローラを整えて、トラブルのない膣や子宮を目指し、健康的で美しく過ごしていきましょう!
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