
女性のリズムを作る!2種類の女性ホルモンについて知ろう!
2022年2月11日




今回のトピック女性ホルモンは、女性の心と体に大きな影響を与えているものですが、一生のうちにティースプーン1杯程の量しか分泌されないのをご存知でしたでしょうか。
そんな、ほんっの少しずつのホルモンに私たちが日々大きな影響を受けているなんて、驚きですよね。

女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類あり、それぞれ以下のように違う役割を持って分泌されています。
■エストロゲン
「妊娠の準備」や「女性らしい体づくり」の役割を担う
- 子宮内膜を厚くし妊娠に備える
- 女性らしいカラダ(乳房の発育や、丸みのあるカラダ)をつくる
- 代謝を促す
- 自律神経の働きを安定させる
- コラーゲン産生をうながし、美肌をつくる
- 血管、骨、関節、脳などを健康に保つ
■プロゲステロン
「妊娠の維持」の役割を担う
- エストロゲンの働きによって厚くなった子宮内膜を柔らかく維持し妊娠しやすい状態にする
- 妊娠後の妊娠維持の為に水分や栄養素をため込む
- 乳腺を発育させる
- 体温を上げる
- 食欲を増やす

これらは通常、脳からの指令により一定のサイクルで、各周期に応じて分泌されていて、女性ホルモンの“良い状態“というのは、この2つが「バランスよく分泌されている状態」です。
しかし、女性ホルモンはとてもデリケート…。
卵巣機能が正常でも、不健康な食生活や寝不足、ストレスなどの影響があると脳からの指令がうまくいかず、ホルモンの分泌が乱れることがあるのです。
ホルモンバランスが乱れると、肌トラブルや生理周期の乱れだけでなく、精神的にも不安やイライラを引き起こしたり、様々な不調があらわれてしまいます。

女性にとっては欠かせない体のはたらきでありながら、乱れてしまうと大幅な不調も引き起こしてしまう「女性ホルモン」は、日々の生活の中でケアし、乱れにくくしておくことが重要なポイントになってきます。
心と体のセルフケアでホルモンバランスを整え、Happyな毎日を一緒につくっていきましょう。
次回からは、女性ホルモンを整える、取り入れやすいセルフケア方法やポイントを3つに分けてお伝えしていきますね♩
株式会社Ltlyl代表取締役
室井香南(Kanami Muroi)

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